沖縄宝島より新年のご挨拶

首里を歩く その1

沖縄には、「首里十二支めぐり」といって、それぞれの干支の守り本尊をお参りする風習があります。
時期は一年中いつでもよくて、なんでもない日に観光として行ったり、法事の時ですが、圧倒的に多いのが年末年始。
今回は、新年に行った「首里十二支めぐり」をご紹介します。

そもそも、干支とお寺が関係あるの?って思う方もいると思います。
全国に干支にまつわるお寺、神社があるようですよ。

この「首里干支めぐり」、十二支なんだから、12ケ所のお寺だと思いますよね。
それが、4ケ所なんです。なので、ちょっと頑張れば徒歩でも数時間で巡れます。

まず最初に、「慈眼院(じげんいん)」。
地元では、「首里観音堂」と呼ばれています。
ここは、琉球王国時代、のちの尚豊王(第二尚氏 八代目国王)が、薩摩に赴いた際、無事に帰ってくることを祈願し、成就したことから建立されました。
ご利益は、交通安全、旅行安全、健康祈願。
守り本尊は1番多くて、「子・丑・寅・辰・巳・午」と6つです。
だからなのか、いつも賑わっているイメージ。

本堂には、御本尊様の千手観音菩薩が祀られています。
こちらは、イベントをすることがあって、いつだったか満月の夜に琉球古典音楽の舞台を観に行ったことがあります。
地域に開かれたお寺といった感じでしょうか。

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