沖縄宝島より新年のご挨拶

うるま市石川が一望できました

漠然とお城が好きで、沖縄本島内のお城を探しては訪れています。
久しぶりにグスクの話。

うるま市石川伊波にある「伊波城跡」をご紹介します。
ここを知ったのは 「百十踏揚(ももとふみあがり)」を読んだときのこと。

百十踏揚は、第一尚氏 六代目の国王 尚泰久の娘で、阿麻和利(あまわり)の妻だった女性。
阿麻和利が亡くなったあと、大城賢雄と結婚することになりますが…

この本では、たしか百十踏揚が、大城賢雄の操る馬の後ろに乗り、逃亡するところだったと思います。
伊波城を見ながら、北上していく。。。
久しぶりに この本をパラパラとめくってみましたが、五巻まであって どこに書いてあったのか探せなかった。
もし、私の記憶が違っていたらすいません。

住宅街に入り、路地の突き当りにありました。
南口と、東口のふたつ入口があって、この石碑がある南口が正門。
事前に調べたところ鳥居があったけど、なかったです。撤去したのか。気づかなかったのか。
そもそも、グスクに鳥居があるが珍しい。

石段を上がっていくと、想像より広い空間が広がっていました。
単郭式のグスクなので、広々ワンルームみたいなイメージです。

今帰仁王子が近くのガマに仮住まいをしていて、村人に推されて伊波按司になったって言い伝えがあります。そしてグスクを築いた。
伊波按司の直系は、5代 約200年続いたそうです。

その歴代の按司の中から、沖縄歴史的有名人 のちの護佐丸や、阿麻和利、大城賢雄が生まれています。

城内には、御嶽と言われる拝所が三か所あり、野面積みの石垣が残ってるところもありました。
北側は高台になっていて、うるま市の町並みが一望できました。
海が、太平洋側が見渡せます。この日は曇りだったけど、これくらい綺麗です。
晴れてる日だと、もっと遠くまで見えるのかもしれませんね。
あれは、石川火力発電所かな。

この真ん中にある石が、気になる。

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