沖縄宝島より新年のご挨拶

いつの世までも、末永く

沖縄には、15の伝統工芸品があって、そのうち12が織物なんです。
今日は、そのうちのひとつ「八重山ミンサー」のお話。

素材は木綿で出来ていて、縦糸と緯糸を交互に浮き沈みさせて織る平織りです。
生産地は、石垣市と竹富町。

四角い絣模様が、4つと、5つ、交互にあるのが特徴的です。
「いつの(5つ)世(4つ)までも 末永い幸せ」という想いが込められていて、
元々は「ミンサーフ」という帯を、女性が愛する男性に贈ったものでした。

NHKの朝ドラ「ちゅらさん」で、えりーが、文也くんに、手作りのお守りを渡したことから、全国区になったような気がします。
えりーは、文也くんに、思いを込めて、お守りを渡します。
「いつの世までも一緒にいようね。いつか大人になったら結婚しようね。」

織物ではないけれど、そのモチーフは、街中を見渡すと、ときおり見かけます。
ビルの外壁や道路にもありました。

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