『石敢當』
沖縄に初めてきた人に、必ずといっていいくらい聞かれること。

「あれ 何? なんて読むの? 表札?」
歩いていると、目につくらしい。

「あっちにもある!」 「向こうにも」
嬉しそうに指差す友人。

物心ついたときには、すでに存在していて、街なかに溶け込んでた。
生活の一部で、視界に入ってこなかった。

石敢當は、「いしがんとう」と読みます。
沖縄にはマジムンと呼ばれる魔物がいて、マジムンは、直進しかできないと言われています。
そのマジムンを魔除けするために、T字路の突き当りや、三叉路に設置しています。
この石敢當がないと、まっすぐにその家に入ってきちゃうんだって。

中国の福建省から伝わったと言われています。
石敢當って武士がいたって聞いたこともあります。
すごく強い武士で負けることがなかったようです。
それなら、街の安全も守ってくれそうな気がしますね。

ところでこの『石敢當』
『泰山石敢當』ってあるの知ってますか。
中国にそういう名前の山があるようです。

実はこれ見たさに、わざわざ行ってきたんです。(緊急事態宣言前)
首里当蔵町2丁目の住宅街にそっとありました。
この泰山石敢當の「泰山」という字が削られているのは、琉球最後の王 尚泰王の時代に、王様と同じ「泰」という字があるのは、恐れ多いと削り取ったと言われています。

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コメント

“T字路のつきあたりにあるのは” への2件のフィードバック

  1. ri より:

    「石敢當」は台湾と中国(大陸)にもあります。
    ちなみに「泰山石敢當」は、中国貴州省にあります。
    「泰山」は中国の”道教の聖地”(泰山の石を切り出して造った魔除け石)
    となるようですね。
    ちなみに最古の石敢當は福建省にあるようです。

    時代とともに
    中国 →沖縄 → 北琉球 → 鹿児島 →以北
    ※以北については、沖縄出身もしくは沖縄好きな人によって建て
    られたみたいですね。

    時代とともにいろいろな場所に石敢當が建てられて、その地域で
    「石敢當」のことが語り継がれていくんでしょうね。

    0

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